『ヒマラヤの師と共に』のSriMの最新作『On Meditation-オン・メディテーション』。ご紹介、第4弾です。
聞きなれない言葉かもしれません。
常に私たちが共にある「恩寵」とは何でしょうか....
今後、シュリー・エムの講話のアップもしていきたいと思います。どうぞお楽しみに!
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On Meditation 第9章「 瞑想における師匠と恩寵の役割 」より抜粋
Q:魂の成長における目標に達するために必要なのは時間ですか? 努力ですか? 恩寵ですか?
M:三つの全てが必要です。努力と時間、恩寵のどれもが重要です。
なぜかを説明しましょう。まず、いくばくかの恩寵がなければ、そもそも魂の成長のために努力をすること自体が不可能です。もし誰かが既に実践を積んでいるとしたら、これは疑う余地なく恩寵のおかげなのです。恩寵は既にそこにあります。恩寵がなければ、魂の成長を求める方向へ向かうことすらできません。
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恩寵は常にそこにあるものの、いつ風が吹くのかは私たちには決められません。しかし、私たちの扉と窓が閉まっていては、風が吹いても中に入ってくることができません。ですので、謙虚な態度で扉と窓を開けるための全力の努力をして、風が吹いたときにお迎えできるようにしましょう。