【 蓮華舎 新刊 内容ご紹介その③ 】
『母の力ーすべての創造の根源からの教え』 岩城 和平 著
はじめに(こちらから試し読みができます)
普通の人は、エゴが主観になってしまっています。神の経験をする前は、エゴが主観になっている。
ところが神の祝福を受けてしまうと、「エゴ」と「神」とそれを体験する「私」が完全に三つに分かれます。
この意識状態はヒンドゥー教で言うところの「ブッディ」に近いと私は思っています。そのブッディという、自己においては最も超越した意識というものが、エゴを客観的に見、かつ、神や至福というもの、そしてマーヤや魔的な存在を、この超客観的な「私」の外側にすべて存在しているものだと認識できます。そのうえで、「自己」が行きたいものと一緒になれる。
客観的にすべてがわかっているから、どこへ行くべきかは「ブッディ」が目覚めた段階では分かっていると思います。
(第二部 Ⅱマーヤと魔 より)