蓮華舎のブログ。

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エゴを客観的に観、かつ、マーヤや魔を認識すること。(9/20 発売『母の力』 より)

【 蓮華舎 新刊 内容ご紹介その③ 】

『母の力ーすべての創造の根源からの教え』  岩城 和平 著 

はじめに(こちらから試し読みができます

 

 

普通の人は、エゴが主観になってしまっています。神の経験をする前は、エゴが主観になっている。

ところが神の祝福を受けてしまうと、「エゴ」と「神」とそれを体験する「私」が完全に三つに分かれます。

この意識状態はヒンドゥー教で言うところの「ブッディ」に近いと私は思っています。そのブッディという、自己においては最も超越した意識というものが、エゴを客観的に見、かつ、神や至福というもの、そしてマーヤや魔的な存在を、この超客観的な「私」の外側にすべて存在しているものだと認識できます。そのうえで、「自己」が行きたいものと一緒になれる。

客観的にすべてがわかっているから、どこへ行くべきかは「ブッディ」が目覚めた段階では分かっていると思います。

 

(第二部 Ⅱマーヤと魔 より)